のりさんの研究室

上越教育大学 榊原範久のブログです。

授業参観@茅ヶ崎

神奈川県の中学校へ授業参観へ行きました。今回の公開授業の授業者の先生とは大学院時代からの関わりになります。彼の授業をゼミ生に見せたくて、ゼミ生を引き連れて行ってきました。


 『学び合い』の実践ですが、そのセオリーを超えて、自分なりの形を実現していて見応えのある授業でした。とは言っても、授業者がガツガツと指示をだすわけではありません。生徒たちが主体的に学習課題に取り組み、学習方略を選択し、自らの目標を達成していく、そんな授業でした。


 生徒たちの授業中の表情から、社会科の時間が本当に好きなんだなということが伝わってきました。また、わからない部分があれば、お互いに協力して学び合っていました。自分が課題に取り組んでいても、相談されればひとまず手を休めて学び合う雰囲気があり、学級は心理的安全性に包まれていました。


 日々の授業実践を通じて、学級経営を実現させている、そんな印象を受けました。
 大学にいると理論が先行しがちですが、やはりその理論も、現場の授業実践に表現されてこそ価値があります。