榊原ゼミに所属する5名の学部生が、3週間の小学校教育実習に行っています。
「研究授業やるので、見に来てください!」という連絡以外はしばらく音沙汰がありません。日々の実習に没頭しているのでしょう。
普段、大学生モードの彼らしか見ていませんから、実習先でどんな立ち振る舞いをしているのか、気になります。ちょっと心配なくらいです。今日はゼミ生の研究授業を参観に行ってきました。
職員玄関には立て看板。
「上越教育大学 榊原先生 ご参観ありがとうございます。3年4組教室へお入りください」と。
ぎこちないチョークの文字。どこかで見たことのある文字。
実習生本人が書いたとのこと。指導教官が実習生に付き添って、「学校ってね、来てくれるお客さんにこういうの書くんだよ」と指導され、実際に本人に書かせたそうです。
管理職がやってしまえば済む話ですが、こんな小さなことでも本人に書く機会を与えた学校に感謝します。
授業のやり方、子供の接し方、それだけでなく学校と社会とのつながりまで意識して実習させてもらっているようです。いい学校で実習させてもらっています。
授業はというと、それは素晴らしかったです。子どもたちの前に立ち、それぞれの学習態度に気を配りながら、子どもとのやりとりでは常に明るい表情で振舞っていました。
実習を終えたら、ひと回り大きく成長しているんだろうなあ。