のりさんの研究室

上越教育大学 榊原範久のブログです。

学部卒業研究発表会

学部生の卒業研究発表会が行われました。

大学院の担当教員ですが、学部生もゼミ生として受け持っています。

 

榊原研には、10名の学部生が所属していますが、まだ4年生はいません。


今日は7名の発表を聞きました。

 

いずれも創造性に溢れるものばかりでした。
研究のキーワードを挙げると

 

・給食指導
・教職科目・教科科目を学ぶ意義
・将来設計における男女間の意識格差
・ゼミナール活動の機能
・『学び合い』による人間関係形成
特別支援教育に対する意識
・授業中の疑問の生成、解消

 

面白いなあ、と思います。
逆立ちしても自分からは出てこないアイデアばかりです。

 

研究としてのルールや作法については、確かに不足はありました。


しかし、それ以上に、彼らが教員養成大学で学ぶ中で芽生えた問題意識が、ダイレクトに研究になっていたことが素晴らしかったです。

 

このまま、向上心と探究心を持ち続けられれば、生涯成長できる教師になってくれると感じました。持ち続けて欲しい。

 

4年生の卒業研究発表から、自分がどこかに忘れていた新鮮な研究の視点を思い出しました。