のりさんの研究室

上越教育大学 榊原範久のブログです。

ゼミの学びは「獲得」ではなく「参加」

今日の午後は学部ゼミ・院生ゼミ2連発。


学部ゼミでは新規加入の2年生に対し、3年生がこの1年間の研究成果のプレゼンを披露していました。

 

3年生はお互いの研究をブラッシュアップするために、今まで何度も議論を重ねています。そうすると自分たちで自動化して使用される言葉があります。例えば、プロトコル、尺度、検定、などです。アサーションエスノグラフィーに至っては説明しても理解には程遠く…。


そのため今回は「2年生に分かりやすいように」という注文をつけてプレゼンをすることにしたので、そこに3年生なりの工夫や苦戦があったようです。

 

終了後の2年生は思考が飽和状態(^^;;。

先輩たちの言動を見ていろいろ学んだようです。ゼミ後に残って今日のまとめを書いていました。どうだった?と尋ねると「あっという間の90分だった」と言っていました。


正統的周辺参加」です。これもかなり一般的な言葉ではないですね。ゼミでの学びは知識や技能を教示されて獲得するのではなく、ゼミという共同体への参加を通して、経験して、状況の中で学びを深めていくべきものだと思います。

 

続いての院生ゼミでは、ストレートマスターたちの学会デビュー戦へ向けて、リハーサルを行いました。M2がいないので、参加というよりは、挑戦です。頑張っているとおもいます。

議論に集中していて、写真を撮り忘れました。

 

来週はクリパーゼミ🎄🎅楽しみ⭐︎