のりさんの研究室

上越教育大学 榊原範久のブログです。

科研費

科研費(若手研究)に採択されました。
初等中等教育における批判的思考を育成する思考ツールと学習環境モデルの開発」

大学教員にとって、競争的資金の獲得は仕事の1つのようになってきています。
大学から支給される研究費は年々減少している状況で、自分の思い描く研究をしたければ、その研究費を取ってきてください、ということです。この状況は苦しい感じがします。研究することが仕事なのに、研究する資金は自ら獲得しなければいけない。

今日、FBや共同研究のメーリスなどで、次々と科研費の結果報告があがっていました。採択もあれば、不採択というものもありました。採択率は3割弱でしょうか。
4月1日に発表されており、僕の元には何の音沙汰もなかったので「今年もだめだったかあ」と思っていました。そんな矢先、事務からメールが届きました。採択の知らせでした。

これで、3年間、思う存分研究できそうです。論文書けます。学会発表できます。研究会参加できます。給料は増えないですが、夢と仕事が増えました。
今年度から院生も加入するので、このタイミングはありがたいです。また、研究の場でお世話になった先生方に少しずつ恩返しをしていきたいです。
令和元年は、研究の年に。