のりさんの研究室

上越教育大学 榊原範久のブログです。

教師のふるまい

昨晩、建築家の中村拓志氏が出演していた番組であるテーマが話されていました。それは

 

「ふるまいのデザイン」

 

興味深く聴き入ってしまいました。中村氏は「ふるまいとは行動。行動を促し、人を平穏へと導くことができる。ふるまいは行動の豊かさに繋がる。」と話していた。また「人のふるまいはコミニケーションの連鎖を生む」と。

この話は建築に関する話ですが、教育に置き換えられないかとテレビを見ながら考えました。

教師のふるまい、はどうだろう。

教師の「ふるまい」によって伝えられる教育活動は多い。ふるまいによって伝えられるもの…感情、温かさ、厳しさ、美しさ、鋭さ…言葉で伝わる以上の効果が時は発せられる。教師のふるまいはヒドゥンカリキュラムとして子どもたちに伝わります。

教師のふるまい、教師の所作、教師の一挙手一投足、これに教育効果が大きくあることを考え、意味を持って振る舞うようになると、一段階レベルが上がりますね。